撮影ポイント・表情について

撮影ポイント・表情について のお話。

こんにちは。フォトグラファーの高橋です。
このブログではフォトグラファー目線での撮影のポイントをいくつかお話させて頂きたいと思います。

今日は、撮影の時にお客様がいちばん心配する「表情」について
みなさん、自撮りやスマホのアプリを通しての写真は結構撮ることも多いかと思いますが、大きな一眼レフカメラを向けられたり、スタジオや屋外でのロケ撮影といったものは、あまり経験がありませんよね。

私は都内や神奈川県内を中心に、色々なホテルや結婚式場で当日スナップを撮影することも多いのですが、ご新郎ご新婦様と打ち合わせをさせて頂く時に、
「別のスタジオで前撮りをしたんだけど、その時、緊張して笑顔がうまく出せなくて…」
「表情が硬くなっちゃって…」
というお話をたくさん聞きます。

前撮りをやってみて、案外難しかったとか、もっとこうすれば良かったという感想を持って、結婚式当日の写真はもっとこうしたい、こう撮ってほしい、とご希望を伺うことがとても多いです。

確かに、いきなりカメラを向けられて、「はい撮りますよ、笑顔ください!」と言われても、誰だって緊張してしまいますよね。
でも、あまりお客様とコミュニケーションが取れない上に、撮影時間も少ない中で、決められた納品枚数を守らなきゃと思うと、そういうパパっと決め打ちのような撮影になってしまうフォトグラファーの気持ちもよく分かります…。

アルカシャナの撮影中、私は基本的にシャッターを切っている時でも、お二人で自由におしゃべりをしていてもらっています。
撮影イメージとしては、目線をもらってしっかりと表情を作ってから、という感じではなく、お二人がコミュニケーションを取る中で、ゆっくりと撮影の空気に慣れて自然といい表情がでた瞬間を狙ってシャッターを切っている感じです。

アルカシャナでは、出来上がりの写真だけでなく、準備や撮影の時間自体も含めて商品だと思ってプランを提供しています。
カメラを向けられている時でも、「がんばって表情を作らなきゃ」と思わず、このめったにない撮影という機会をデートをしているような気持ちでリラックスして楽しんでもらえたら嬉しいです。

そこで自然に出た笑顔が、いつもお互いに見ている相手の本当の笑顔でしょうし、普段からあまり大きく笑顔を表に出さない人だったら、結婚の記念写真だからといって無理に笑顔をつくる必要もないと思っています。

お二人のタイミングを見ながら撮影するので、決め打ちのような撮影よりは、1カットにかかる時間は長くなってしまいますが、それに見合った撮影時間と納品枚数を設定させて頂いています。
色々な会社さんと比べると、納品枚数が少なく感じるかもしれません。

でも、誰が被写体でも変わらない写真をたくさん提供するより、数は少なくても、お二人の雰囲気を大事にした写真を残したいと思っています。

もちろん前提として、こちらからしっかりポージングや、目線のやり場等の指示はさせて頂きますし、このシーンはこういう表情がほしい!と思えば、それもちゃんと伝えさせて頂きますので安心してくださいね。

他にも、撮影の際のご希望・ご不安な点などありましたら、色々ご相談できればと思っています。
何かご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡くださいませ!

 

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