大切にしていること のお話。
こんにちは。ヘアメイク松田です。
今回は、私自身の話を少しさせて頂きたいと思います。
美容学校卒業後、花嫁さんのヘアメイクをしたい!との思いがずっとあった為、
美容室勤務を経て、ブライダルに特化したヘアメイクスクールで勉強をし直しました。
要領が悪い・不器用タイプの私は、飲み込みが遅く、講師の先生に回答を求めがちでした。
その度に、答えを欲しがらない、考えなさい!!と、指導を頂いておりました。
この時のスクールで学ばせて頂いた事は、私のヘアメイク人生において大切な指針となっています。
とにかく動く・覚える・練習する。最初はそれしかできなかったのですが、
少しずつ技術ができるようになると、
何の為にこうするんだろう?こうだからこの動きが大事なんだ!と、
考えて自分で答えを出す事ができるようになっていきました。
繰り返しているうちにまずは頭で考えるクセが付き、
出した答えが、結果的に基礎に繋がっていると理解できるようになりました。
だからこその、基礎なのだと。
二十代半ばから和装のお支度を担当させて頂いていたので、
お客様に信頼して頂くにはどうすればいいのか?悩み考えた結果、
着物の知識の勉強や、言葉遣いや言い回しを自分なりに研究したりと、
接客面においても、考えるクセはとても役立ちました。
お客様からお叱りを受けた事もありましたが、
頂いたお叱りからも沢山学ばせて頂き、今があると思っています。
ヘアメイクにとって感覚やセンスはとても必要だけど、
同じくらい、理論で理解する事も大切-
お世話になっていたヘアメイク事務所社長から、言われた言葉です。
色々な経験を経た今、まさしくその言葉の通りだと思います。
ヘアやメイクには、バランスが美しいとされるガイドラインがある為、
感覚ではなく、理論で組み立てていく必要があります。
考え方がブレてしまったり、迷ったときに立ち返る基準となるからです。
理論で理解し、技術を習得した上に自身の感覚やセンスが乗る事で、
技術者としての個性へと繋がっていく・・・
そのように考えて、ヘアメイクという仕事と向き合っております。
今までの経験を活かし、拘りをもって作り始めたアルカシャナは、
ゆっくりと動き出したばかりです。
時間を頂戴しつつ、拘りながら衣装やロケ地も少しずつ増やしております。
素敵なお写真をご提供できるよう努めて参りますので、
少しでもご興味をお持ち頂きましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ!